第18回 官浪の文具塾~桜製作所編~
4月22日(土)JR尼崎駅前のホテル「ホップイン」アミングに於いて
「第18回 官浪の文具塾」を15名の参加者によって開催しました。
今回は、前回のミノル化学工業に続き、
尼崎でプラスチック射出成形の桜製作所の山口社長をお招きし、
モノづくり企業のアイデアや発想法について学ぶことができました。
「ディテールへのこだわりが、夢をカタチにする」をテーマに
ネーミングやパッケージ等にも「こだわる」モノづくりの考え方
や開発の苦労話など、熱く語っていただきました。
そして、桜製作所の自社製品であるスマホとタブレットを同時に
並べて置ける、ありそうでなかったNEWデザインのスタンド
『nokke』について作るきっかけ、どんな困りごとを解決したかったか、
透明にするまでの苦心と葛藤・・・・
モノづくりの裏側の話を存分にお聞きすることができました。
そして、その後は官浪による「文具学講座」を行い、
今回は「消せるボールペン」に関する講義をさせていただきました。
消せるボールペンというとパイロットの「フリクションボールペン」を
思い浮かべますが、この40年間の間には、さまざまな消せるボールペンが
誕生しています。その変遷と消せる原理などを解明することができました。
そして、この度三菱鉛筆から発売された消せるボールペン「ユニボールRE」
の紹介、フリクションとの相違点、特許侵害の提訴問題・・・・
わすがの時間でしたが、文具学の講座も行いました。
そして、塾終了後は参加者による自己紹介をもとに
異業種交流を図ることができたようです。
文房具を通じて、いろんなところで交流の輪が広がることは
大変嬉しいことです。
今回も参加された方々、そしてプレゼンを行っていただいた
桜製作所の山口社長にお礼を申し上げます。
また次回お会いしましょう!次回は7月を予定しています。