カッターナイフの「オルファ」さんを訪問しました!
6月16日(金) 大阪市東成区にある「オルファ」本社を訪問いたしました。数ある文房具の中でも、日本で生まれた文房具はあまりありません。今までの発想を覆す逆転の発想で開発された「折る刃」のカッターナイフは、貴重な日本生まれの文房具です。そのカッターナイフを開発された「オルファ」さんにお邪魔するすることができ、嬉しい限りです。
本社の入り口には、オルファカッターナイフ生みの親である岡田良男氏の銅像がありました。
展示室には、オルファの各種カッターナイフが勢ぞろいです。文具店でも見本市でもこれだけのラインナップはあまり目にすることはありません。約200種類のカッターがあるそうです。
展示室には初期の時代のカッターナイフが展示されています。カッターナイフは、オルファの創業者である岡田良男氏が、大阪の印刷会社に勤めていた時、紙を切るときカミソリの刃を使っていたが、刃をつまんで切るのは危険で、切れ味が悪くなると捨てるしかないということに不満を感じ、切れ味が悪くなるとポキポキ折れるものを作れないだろうか? と考え、板チョコとガラスの破片からヒントを得て、世界で初めてとなる「折る刃式カッター」を1956年に考案されました。
これも世界初となる「ロータリーカッター」この第1号は1979年に考案されました。ボディの先に円盤型の刃が装着されていて、刃を転がして直線のみならず、曲線も思いのままにカットすることができる画期的な考案です。
先日、テレビ大阪で放送された「世界ニッポン行きたい人応援団」にて、来日されたペルー在住のグロリアさん作の通天閣です。オルファカッターで作成した素晴らしい作品です。現物を見ることができ、これまた感激です。
創業者の岡田良男氏の考え方やオルファの歴史がわかる「オルファイズム」という書籍もオルファさんから発売されています。私はこの本を2回読ませていただきました。
最後は、巨大なロータリーカッターと記念撮影です。これは新しく作成されたものなので、思わず「ニッコリ」でした。ご対応いただいた営業企画の方々に厚くお礼申し上げます。このレポートは後日公開いたします。