官浪の文房具雑学~キットパス編~
ホタテの貝殻を原料とした「ダストレスチョーク」やガラスなどにも書き込みができ、簡単に消せる「キットパス」などの製造メーカーである「日本理化学工業」。 社員の約7割が知的障がい者が現場で働き、働く幸せを実現した町工場の奇跡を描いた『虹色のチョーク』が、日テレの24時間テレビの中でドラマ化され、放送されました。
日本理化学工業では、福祉施設改革による『皆働社会』の実現を経営理念とされています。「人間の究極の幸せは、人に愛されること・人に褒められること・人の役に立つこと・人から必要とされること の四つです。福祉施設で大事に面倒をみてもらうことが幸せではなく、働いて役に立つことこそ人間を幸せにするのです」 63年間、障がい者雇用を続けながら業界トップシェアを成し遂げた日本理化学工業が、「日本でいちばん大切にしたい会社」に選ばれた理由が解明できました。ドラマで話題になった「キットパス」をイラストで描いてみました。キットパスが目指す世界。それは、ひとりひとりの想像力と創造力が、力強く放たれる世界です。ガラスやお風呂にも描ける。粉が出ないから安心です。