Pencil man 鉛筆蒐集家 山台さんが来店!

山台さんとレトロな鉛筆を手に記念撮影

昨日、本田盛文堂尼崎 Stationery HONDAに、「えんぴつ1万本超えちゃいまし展」でお馴染みのpencil man鉛筆蒐集家である山台 坦さんが来店されました。山台さんといえば、大阪市中津でさまざまなパッケージの鉛筆が1万本以上ならべられた「えんぴつ1万本超えちゃいまし展」を開催されている鉛筆蒐集家です。競馬予想誌「競馬ニホン」の3代目社長として活躍されたのち、60歳から鉛筆の収集を始め、全国の骨董市やネット、古い文具店を巡り買い集められました。今から6年ほど前に、この鉛筆展にお邪魔し鉛筆の話を2時間ほどさせていただいたことがありました。今回、大阪市福島の本田盛文堂の倉庫から見つかった古い鉛筆の情報を山台さんに問い合わせたところ、是非その鉛筆を見せてほしい。とのことで来店されました。写真の二人が手にしている鉛筆がそれです。「マツダ鉛筆」という鉛筆で、調べてもらったところ鉛筆には「made in occupied japan」と明記されていて、これは「占領下の日本製」とのことです。したがってこの鉛筆は戦後の唱和20年から24年に海外向けに製造された貴重な鉛筆だということが分かりました。

トンボ鉛筆8900番やツバメ鉛筆、マツダ鉛筆の陳列コーナー
昔懐かしい昭和の宣伝用の鉛筆、キャラクター鉛筆
トンボMONO50、交通事故傷害保険付きコーリン鉛筆
アメリカでポピュラーなタイコンデロガ鉛筆とファーバーカステル9000番

上記のように、Stationery HONDAには昔懐かしい鉛筆の展示コーナーを設けています。まだまだ数は少ないですが、もう少し数を増やした展示コーナーにしたいと思います。

鉛筆を眺めながら、山台さんと「鉛筆談義」を1時間程度させてもらいました。文房具好き鉛筆好きの私にとっては、貴重なそして最高に楽しいひとときでした。前にお聞きした話を思い出しています。「鉛筆でものを書く、筆記具で書くと脳を使う。頭の引き出しから言葉を引き出してこないと書けないと思います」

今は「えんぴつ1万本超えちゃいまし展」は閉館中ですが、またお邪魔していろいろな鉛筆にまつわる貴重な話をお聴きしたいと思います。

山台さん、ご来店ありがとうございました!

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