ケシワードの開発者 玉井さんと対談しました!

11月19日(金) 本田盛文堂尼崎の4F 会議室に於いて、世界初の修正テープ「ケシワード」を発明された玉井繁さん(元シード株式会社社長)と『消す文化について』をテーマに対談させていただきました。消しゴムの歴史やシードの歴史、天然ゴム消しゴムからプラスチック消しゴムに変遷していった経緯、そして世界初となる修正テープの開発秘話などについていろいろお聞きしました。

同席していただいた鉛筆・文房具の蒐集家である山台さんが、シード製の昔の消しゴムを資料としてお持ちしていただきました。昔の消しゴムを見ながらの説明で大変分かりやすかったです。

写真(上)はシード製のプラスチック消しゴム「Pack」です。一般的にあまり知られていない消しゴムです。「Radar」が発売される前のプラスチック消しゴムのようです。これも貴重な消しゴムです。写真(下)は山台さんです。

そして、修正テープ開発の話となりました。試作品を作ってから製品化するまでに5年間もかかったそうです。世界初という素晴らしい文房具です。

写真(上)はケシワードの試作品で、これも貴重なものです。これは玉井さん本人にお持ちしていただきました。開発にあたり試行錯誤された話は、お聴きして大変勉強になりました。

この対談の内容は「走り続ける文具屋さん」新年号の~官浪の文房具雑学~にて掲載させていたたきます。お楽しみに!対談にご協力いただいた玉井さん、そして山台さん、玉井さんを紹介していただいた黒田さんに心からの御礼を申し上げます。

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