官浪の文房具雑学~ゼブラ編~

マッキー、シャーボなどで知られる日本を代表とする筆記具メーカー「ゼブラ」。1897年 日本最初の国産鋼ペン先の製造により「石川ペン先製作所」として創業されました。1959年保存性のよいボールペンインクの開発に成功し、ボールペンNo.5911を発売。1963年に「ゼブラ株式会社」に社名変更された。1966年に「みえるみえる」のCMでお馴染みの透明軸ボールペン「クリスタル S-4100」を発売し、大ヒットとなりました。1976年に国内初となる両頭油性マーカー「ハイマッキー」を発売しました。1977年 シャープペンとボールペンを一体化した画期的な「シャーボ」を発売し、4か月で80万本を販売し「シャーボでゼブラ本社が建った」とも言われるほどのヒット商品になりました。そして、2000年にノック式ジェルインクのボールペン「サラサ」、そして2003年に「サラサクリップ」を発売し、累計14億本が販売されました。その後も、淡い色味で目に優しい「マイルドライナー」や芯折れや芯詰まりを防ぐシステムを採用した「デルガード」、ブレを防ぐブレンシステムを搭載した「ブレン」など数々のヒット筆記具を世に送り出されています。「ゼブラ」社名の由来は、社員が人の和を持ってシマウマのように団結して会社を支えてもらいたいとの思いから縞馬(ゼブラ)と名付けられました。また、ロゴマークの縞馬が後ろを向いているのは、温故知新の意味を込められたそうです。更なる進化した筆記具を開発され、ますますの飛躍を遂げられますよう願っています。

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