春学期「追手門UI論」に登壇しました!

追手門の「歴史」や追手門の「今」について理解を深め、大学生活を有意義に過ごすための指針を得ることを目的とした「追手門UI論」。2019年度の春学期も行われ、6月14日(金)と17日(月)に登壇しました。簡単な略歴、大学時代の思い出などの後「走り続ける文具屋さん」としての自己紹介、そして「文房具豆知識ミニ講座」を行いました。学生にとって身近な文房具の話題で、14日はフエルトペンの雑学、17日は消しゴムの雑学で、大学生に少しは興味を持ってもらえたかと思います。

その後、大学生へのメッセージを贈りました。毎回ほぼ同じメッセージをしています。①組織における5つの存在・・・・「どんな組織、社会においても”なくてはならない人”になろう」②人生の目標を持とう! ・・・・ゴールの見えないマラソンは頑張れない ③何に関しても「好奇心」を持とう・・・・小学生の頃、何に関しても好奇心があり、「なんで ? 」「なんで ? 」と質問していたのに、大人になるとその「好奇心」がないのは、なぜか? ④人生の扉は自動ドアではない、自らの手で開かなければならない

そんな話を大学生約150名を前にさせていただきました。学生が書いたラーニング・ログを読ませていただきました。このラーニング・ログは、その話を聞いて自分は何を感じ、どう行動したいかを表現するものです。話をしていて、感じたのは、みんな非常に真面目に話を聴いてくれていました。しかし、こちらが話すことが伝わったかどうか、ほぼ全員が無反応なのが気にかかっていました。このラーニング・ログを読むと、うまく表現できないだけで、みんなもの凄く興味深く話を聴いてくれていたということが分かりました。

一部紹介します。「官浪さんの話を聴いて、大学生活の中でどんな事でも興味を持ち、学んでいくことが大事だと感じました」「年齢を重ねていっても「なぜ」という感覚を忘れないことは大事なんだと感じました」「将来のために胸にこれらの言葉を刻もうと思いました」「消しゴムの知らなかった豆知識を知れて面白かった」「なくてはならない人に4なるには、自分が探すしかない、という言葉が胸に刺さりました」「文房具の仕組みを知ることができました」「会社が倒産した時、自分で文房具屋をしようという決断はすごいと思いました」「消しゴムのカバーをつけずに置いておくとプラスチックにくっつく経験が誰にでもあると思う、と話された時、あるあると思ってその後の話も流れで聞けて興味のひき方が上手だと思いました」「ホワイトボードを使われる人はあまりいないので新鮮でした」「向上心を持って努力し続ける姿勢がすごいと思いました」「自分の好きなことを職業にしている方は素敵だな、キラキラしているなと感じ、好奇心の重要性を再確認しました」社会における自分の存在は本当に大きなテーマだと思いしまた」「人生はマラソンとか、扉とか発想が豊かで面白かったてす」「僕自身いろいろなことをしたいと考えています。しかし、行動力という意味で言うと官浪さんのような行動力がほしいと思いました」「学生の大事にすべき初心を聞いてもらったような話でした」「普段あまり文具関係の人の話を聴くことができないので、新鮮で面白かったです」「官浪さんのような年配の方から貴重な話を聴くことができて本当に良かったです」「文房具についてとても熱く語っている人を初めてみました」「実際に私は、TOEICを前回は300点取り、次は400超えたいな、と少しずつスコアの目標を立てるようにします」・・・・・

いろいろな観点から感想をいただき、ありがとうございました。学生さんからの生の意見は大変参考になります。これらを踏まえて、これからの講座に活かしていきたいと思います。また、秋学期にてお世話になります。

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