「尼崎経済新聞」に掲載されました!

11月に文具雑貨店「Stationery HONDA」として、リニューアルオープンしました。その店舗の様子を、尼崎経済新聞さんが取材され、記事として掲載されました。以下はその内容です。是非、お気軽にご来店ください。お待ちしています!




本田さん(中・左)、官浪さん(中・右)とスタッフの皆さん

阪神尼崎の文具店が刷新 「走り続ける文具屋さん」、文具の楽しさ発信

阪神尼崎駅近くの文具店「本田盛文堂尼崎」(尼崎市御園町、TEL 06-6412-1547)が11月15日、文具雑貨店にリニューアルした。

官浪さんの新作「文具ヒストリー紙芝居」。「使い心地抜群」と絶賛するコーリン色鉛筆を使う

 1899(明治32)年、大阪・福島で創業した老舗文具店の尼崎店。これまで中心に取り扱ってきた実用的なオフィス・事務用品や教材に加え、個性的なデザインやアイデアに富んだ文具雑貨のフロアを設けた。店舗面積は1階・2階合わせ、約100平方メートル。

 リニューアルのきっかけは一昨年、地元で「走り続ける文具屋さん」として知られる官浪(かんなみ)伸次さん(64)をストアマネジャーに迎えたこと。官浪さんは長年にわたり文具関連企業に勤め、1998(平成10)年に自身の文具卸会社を創設。豊富な知識を武器に文具にまつわる深く面白いエピソードをイベントやフリーペーパーで次々紹介し、人気を集めてきた。フルマラソン完走歴272回を誇り、武庫川スポーツクラブ理事長を務めるなど、アマチュアランナーとして走り続けることをライフワークにしている。

 新しくなった1階の文具雑貨フロアには、話題の手帳術「バレットジャーナル」を紹介するコーナーをはじめ、メーカーから全種類を取り寄せたという多種多様のマスキングテープ、個性的なカラー展開の輸入ペン、チューブ入りわさびやのり巻きなど「見た目は食品」の文具、今年22年ぶりに国内復活した「コーリン」の色鉛筆など、官浪さんセレクトのアイテムが並ぶ。2階は以前から扱うオフィス文具・教材フロアとなっている。

 官浪さんは「今までは、必要に駆られて目的の文具を探しに来るお客さまがほとんどだったが、これからは『何か面白いものはないか』と遊びに来るお客さまが増えてほしい。子どもから大人までが楽しめる『わくわく文具』を提案する店にしたい」と話す。

 本田盛文堂社長の本田正和さんは「官浪さんとは飲み屋で出会い、マラソン話で盛り上がったのがきっかけでご縁ができた。走り続ける文具屋さんに会える店として、尼崎店の新しい魅力を発信していきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日定休。「官浪の文具塾」などのセミナーやワークショップ、新商品情報をフェイスブック、インスタグラムで配信している。

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