官浪の文房具雑学~カリグラフィペン編~
皆さん、カリグラフィーはご存知でしょうか? カリグラフィーとは。ギリシャ語の「CALLI(美しく)」と「GRAPHEIN(書くこと)」が語源で「美しい書き物」という意味を持っています。美しい線によってつくられた美しい文字表現とされています。カリグラフィーの歴史は古く、ヨーロッパではグリーティングカードや看板などに広く使われてきました。日本でも近年は、クリスマスカードやバースディカード、結婚式のウェディングボードなどで目にする機会が増えてきました。アルファベットを美しく綴るカリグラフィーは、大人女子の趣味として人気があります。少ない道具で簡単に始められるので、独学でされる方も増えています。本格的に始めるなら、ペン先やインク、紙にこだわりが必要ですが、最近は初心者向けのカリグラフィーペンも様々な筆記具メーカーから発売されています。カリグラフィーペンは、普段使いのペンとは書き方が異なります。ペン先が平たい独特の形をしていて、ロゴのようなオシャレな文字を書くことができます。カリグラフィーペンは大きく分けて、万年筆タイプとサインペンタイプの2種類があります。万年筆タイプの方が使用できるインクの種類も豊富で、長く使えるというメリットがあります。本格的に楽しみたい方は万年筆タイプがいいかもしれません。おすすめのカリグラフィーペンは、万年筆タイプとしてはパイロットの「パラレルペン」。ペン先の太さは4種類から選ぶことができ、ペン先のエッジを使って細く書くこともできます。インクはカートリッジ式で手軽に交換できます。ラミーの「JOYカリグラフィーペン用万年筆L15B」はカートリッジ式とコンバーター式の両用タイプなので、好きなインクが使えるのがメリットです。サインペンタイプとしては、ぺんてるの「筆タッチサインペン」。しなやかなペン先で表現の幅が広がります。また、呉竹の「ZIGカリグラフィーⅡ」はツインタイプで、簡単に使えて発色も良く、POP描画に最適です。あなたもカリグラフィーペンで、オシャレな文字のカードを描いてみませんか? |