追手門学院大学の交遊誌「LinkA」の取材
来年3月に発刊する追手門学院大学の交遊誌「LinkA」の取材に立ち会わせていただきました。「LinkA」は、追手門学院大学のそれぞれの分野で活躍する卒業生にスポットライトを当て、記事にて紹介し、それぞれの得意分野を活かし校友会員同士のネットワークづくりを図ることを目的としています。創刊0号から始まり、今回の創刊3号で4回目の発刊となります。 トップ表紙面にお一人、そして中面に4名の紹介という構成です。
最初の取材としては、津軽三味線奏者である佐山千尋さん(47期生)です。佐山さんは尼崎生まれの尼崎育ちで、私は佐山さんが小学生の時代から知っています。8歳から津軽三味線を始め、青森県で開催されている津軽三味線世界大会に毎年出場。19歳の時に、見事世界チャンピオンに輝きました。アメリカ3都市ゲリラツアーや、今年はスコットランド、マルタ共和国など海外にも進出し、津軽三味線の魅力を世界の人々に伝えておられます。そんな佐山さんのお話を聞かせてもらった後、実際に津軽三味線にて2曲演奏してもらいました。取材の時は終始笑顔だったのが、三味線を手にすると「プロ奏者」の顔に変身し、迫力満点の演奏でした。
お二人目は、小学館集英社プロダクションの総務人事部長である大槻育宏さん(24期生)メディア事業部におられた時は、「ドラえもん」など数々のキャラクター展開に携われていました。いろんなエピソードを含めた面白い話がバンバンと飛び出し、聞き入ってしまいました。大学時代はマスコミ研究会の部長をされ、そのさまざまな経験が今の仕事にも役立っておられるようです。
そして三人目は、今回のトップ面を飾っていただく㈱廣記商行の鮑悦初会長(8期生)です。廣記商行といえば、ご存知赤い缶の中国料理調味料「味覇」でお馴染みですね。父親が創業された会社を引き継ぎ、味覇を業務用から1Kg缶を作り、広くスーパーでも販売するようになり、一般家庭にもプロの味わってもらえるよう日々励んでおられます。企業理念に「悦びの創造」を掲げ、お客様の繁栄が会社の繁栄と、ブレない理念で社員を育てられています。このあと、鹿島市右衛さん(5期生)、藻川芳彦さん(8期生)の取材が続きましたが、残念ながらこのお二人の取材には立ち会うことができませんでした。追手門学院大学の卒業生には、それぞれの分野で活躍されている方々がたんさんおられます。今回取材に立ち会わせていただき、多くのことを学びました。まさに「追手門学院大学の人間国宝」とも言うべき方々とご一緒させてもらうことは貴重な体験となりました。3月完成の誌面が楽しみです。