株式会社 羽車さんの工場見学

昨日は、堺市にある封筒・カード・ギフト箱・別注品などの紙製品メーカーである株式会社 羽車さんを訪問させていたたき、工場見学と杉浦社長から貴重な話を聴かせていただきました。

エントランスを入ると、カラフルな色の封筒が壁一面に飾られ、来客者を温かく迎えてくれます。
1918年 封筒、紙製品のメーカー 杉浦封筒工業所として創業。1969年 ハグルマ封筒株式会社に社名変更され、1999年 個人向けカスタマイズ商品としての手紙用品店 ウィングド・ウィールを設立。封筒を単なる情報伝達のツールとしてのものではなく、人と人とのコミュニケーションを築く、紙の風合いや活版印刷などアナログな加工を用い、温かい紙製品のメーカーとして脚光を浴びるようになりました。2015年に封筒の枠を越え新たな価値の創造を目指し、株式会社 羽車に社名変更されした。


『羽車』とは、大切な手紙を届ける手段である「車輪」と飛行機の「羽」をイメージした商標らしいです。


工場見学では、断裁・抜き工程、封筒貼り工程、箔押し、糸ミシン製本工程などを見学。そして珍しい活版印刷機であるハイデンベルグ社のプラテンプレス機なども見学することができました。

保有設備として印刷機や断裁機などが100台以上稼働する立派な工場です。デザイン性や紙の加工技術にも優れ、ユーザーの要望に応じたオリジナルオーダーの紙製品を制作する素晴らしい企業ということがわかりました。そして、何よりこの会社で働く社員の方々の、チャレンジ精神や心からの素敵な笑顔が印象的でした。
